【はじめてのデジタル一眼レフ カメラ講座】を受講して
きのうは手紙舎さんで開催の、表現の学校【はじめてのデジタル一眼レフ カメラ講座】を受講しました。
全2回中の1回目。
まったく使いこなせていない愛器Canon kissX7 ホワイトを携えていってきました!
カメラを買ったときに「いちばんていねいでわかりやすい はじめてのデジタル一眼 撮り方超入門」川野恭子(著) を見ながら、いちおうなんとな~くは、知識としては覚えたんですが、いざ撮りたいものを前にしたときにどこをどう操作していいのかわからず。まったく身につくことがなく数年が経ってしまいました。
iphoneのカメラがあればキレイに撮れるし、アプリで加工すれば一眼みたいなボカシもできるし。何より荷物にならなくて超楽。
でもやっぱり身につけたい。せっかくカメラ持ってるんだから…!
そんな思いで受けた講座。結論から言うと…めちゃめちゃ良かったです!!大満足!まだ1回目の授業なのに!!!
※本当に初心者なので、本当に初歩的なことを学んで大満足している段階です。暖かく見守ってやってください。。
習ったのは本当に基本となる「絞り」「シャッタースピード」「ISO感度」について。どんな本にもネットにも書いてる内容なのでここには書きませんが、先生のわかりやすい解説と、実際にカメラを触りながら聞くことでやっっっと「どこをどう触ればどうなるのか」が理解できました。
下の写真は、カメラを起動して何の設定も変えていない状態で撮ったもの。
部屋の中が暗いのでまっくらに写っています。
教わったことを実践して撮ると…
カップはくっきり、机は良い感じボケて撮れました!
カメラってとにかく「光」が大切なんだな。
当たり前のことかもしれないけど、やっとわかりました。
暗い室内から明るい屋外を撮ったもの。
外の光が強すぎて白く飛んでしまっています。
これを調節して撮ると…
外の風景がきれいに撮れました!すごい!!
基礎を覚えただけで、こんなにいろいろ撮れるようになるなんて!感動です。
さて、今回の受講には目的がありまして。
・手帳に描いたスケッチの文字が読める状態で
・手帳、使用した筆記用具、机が一緒に写っていて
・自分の影が入ってない
・背景が良い感じにボケた写真
が撮れるようになりたい!!!
しかしこれをお伝えしたところ
先生「イラスト(手帳)と机の間に高さがなさすぎて、ベタ置きで机をボカすというのは無理です」
な、な、なんと…!!!
背景がボケるためにはある程度奥行きがないと無理なんですね。
コップの縁の手前と奥、さらにその向こうに壁…という構図で説明してもらったらすごく納得できました。
さらに先生に相談しながらいろいろと撮り試していきます。
手前にピントが合って、奥がボケてしまいました。
もっと近づかないと文字が読めないけど、自分の影が入ってしまう…
悩んでいると…先生「立てれば背景をボカすことができますよ」
あ、ああ~!!!なるほど!!!
ベタ置きしか発想がなかったわたしは目からウロコ。
そして最終的に撮れたのがこちら…!
見てくださいこれ!!!
すごくいい雰囲気で撮れてませんか!?
めちゃくちゃ嬉しい~!
そっか立てればいいんだ。こういう垂直に置いてもいいし、スタンドを使ったり…やり方はいろいろ工夫できそう!!
自分で「こういうのが撮りたい」というのがあって、試行錯誤の末それが達成されたのですごく楽しい。めちゃ達成感。
なるほどこれが、気軽に撮れてしまうiphoneにはないデジタル一眼の楽しみなのか~。
また今回、やりたいことが明確にあったので先生に質問して答えを得られたんだと強く思いました。「なんとなく素敵な写真が撮れるようになりたいな」ではこの結果は得られなかったと思う。なにかを受講するときはこの意識を持って挑みたいと思います。
そんな風に、たくさんの気付きがあった1日でした。